春夏のスタイルとして、ズボンを2~3枚折って(ロールアップ)して履く。と言うのが目立ちます。着こなしによってはダサく見えたりしますが、ヨーロッパでは綿パンにジャケットと言うセットがあるとして、「ヌケ感」を出す意味でロールアップが多様されます。
これについては賛否ありますが、ヨーロッパのオシャレさんは当たり前のようにパンツをロールアップしています。はじめから足のくるぶしが見えるようにデザインされたものもあります。
ロールアップ ヌケ感のオシャレさんの例
左:全身バーバリーブラックレーベルのコーディネート メンズクラブより
中:スナップレオン7月号67ページより
右:スナップレオン7月号25ページより
そもそも「ヌケ感」とは、どう言う意味なんでしょうか?
ファッション雑誌などでよく使われる用語なんですが、「気を抜いたような感じ」「完璧ではない」「力を抜いた感じ」と言うニュアンスで用いられているようです。
靴とズボンの間にメリハリを作ることで、ガッチリと固めず、何か、抜けたような感じを演出。もともと個性的な発想から生まれたファッションセンスなのかも知れません。
格好が悪いか良いかについては人それぞれです。30年前、最先端のファッションとして「ケミカルウォッシュ」が流行となりましたが、現在では、あのデニム自体が格好が良いと思う人は殆ど居ないと思います。
それと同じように、時代の流れでファッションも変わります。ですからロールアップが国内で受け入れられにくいのも自然なことで、まだまだこれから。今現在ヨーロッパスタイルを意識している人たちは本当におしゃれの最先端を行っている人たちかも知れませんね。
2012-06-17 22:36
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